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大臣ごっこ

内閣が改造された。今朝の閣議で、海外出張中の枝野経産大臣以外の全閣僚の辞表を取りまとめたそうだ。どの報道でも「辞表を取りまとめた」と書かれていて、それがどういうことなのかは書かれていないが、恐らくは、閣僚全員が首相から要求されて辞表を提出し、首相がそれを受理したということだろうかと思う。中には不本意ながら辞表を出した大臣がいるに違いない。いや、それが当たり前だ。問題を起した一川防衛相、山岡消費者行政担当相以外は、特に落ち度があったわけでもないのに、就任してたった3か月で交代させられるのである。

野田内閣の新発足からたったの3か月でなぜ大幅な改造が必要なのだろうか。報道は社会保障と税の一体改革、および消費税増税を推進するためと説明しているが、今までの内閣はなぜダメなのか、今までの内閣の目的が何で、その目的はどうなってしまったのか、という説明は何一つ見られない。

野田内閣に限らず、日本では総理大臣も含めて閣僚が簡単に替り過ぎる。ほとんど何も仕事をしていないうちに交代するから、就任した大臣も大きなことは何もできないし、しようともしない。政権政党は大臣ごっこをして遊んでいるだけだ。一度大臣を経験すればハクが付くし、次の選挙にも有利になるし、多くの利権があるのだろう。だから次から次への大臣を替えて一人でも多くの大臣経験者を造ることが政権党首の役目なのだ。

こんなに短期間で内閣が改造されるということは、新しくなった内閣にもまた何も期待できないということである。それが証拠に、今まで内閣改造によって国政が改善されたことがあっただろうか。恐らく皆無であった。

新発足の時もそうだが、内閣を造る時に首相が考えるのは、「誰を大臣にするか」であって、「何省の大臣を誰にするか」ではないようだ。つまり、最初に誰を大臣にするかを決めて、次に何省に振り分けるかを決める。何省を任されても立派に仕事がこなせる人物ばかりならそれでもよいが、実際は何省の大臣になってもろくに仕事ができない小者ばかりである。これではますます大臣らしい仕事ができないのは当たり前だ。

大臣の寿命が短いことで喜ぶのは大臣の椅子に簡単に座れる与党国会議員と中央官僚である。霞が関にとっては、大臣が何も仕事をしないういちに交代することが最も望ましく、国政を勝手に牛耳ることができる。

大臣ごっこの茶番劇に新聞もテレビも踊らされ、報道の焦点は次は誰が大臣になるか、ということでしかない。今までの大臣のどこがダメだったのか、大臣を替えればそれが改められるのか、やめさせられた大臣の無念の気持ち、そういうことは何も突っ込まない。

馬鹿を見るのは国民である。
2012年1月13日


  1. 2012/01/13(金) 12:33:59|
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