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50年の持続可能社会を目指せ

昨日は、環境問題で持続可能という言葉を使う場合、持続すべきものは誰もが満足し得る社会、安心して住める社会だと書いた。では、いつまでの持続を考えたらよいだろうか。

持続可能な社会とは、社会を崩壊させるような原因を内に持たない社会だから、期限付きの持続では論理が矛盾する。したがって、半永久的な持続でなければならない。半永久的とは不可抗力の天変地異がない限りいつまでも、の意味である。

昔の賢君は国家と王朝の平和安泰が半永久に続くことをまつりごとの目的にしたかも知れない。徳川幕府が出来た当時の政策にもそれがうかがえる。しかし、現在は非常に視野が短くなっている。半永久は無論の事、100年、200年先の計画ですら、真面目に考える人はいないだろう。それに、あまり期間が長くなると具体的な計画を立てにくい。

しかし、実は、そんなに遠い先を考えなくてもよい。例えば50年の持続可能社会を目標とする。この位なら視野の範囲に入れることができ、持続可能性を保つための具体的な計画を立てることができる。

50年の持続可能社会とは、いつの時点でも、常に50年先まで持続可能(崩壊することがない)であることが確信をもって言えるような社会である。50年先は毎年1年ずつ先送りされるから、それを続けてゆけば結果的に半永久の持続可能社会になる。一度に100年、200年計画を立てるよりも、50年先の連続の方が状況に合わせて計画の変更や修正ができ柔軟性がある。

現在は世界も日本も50年の持続は心もとない状態にある。幸運にも結果的に持続する可能性はないとは言えないが、50年どころか、あと20年すら保証はできない。エネルギー、資源、食糧などの不足、温暖化や広域的環境汚染で社会が乱れ、国家間の争いが深刻化しそうである。世界に500基以上もある原発が更に増加しそうで、どのような不測の事態が生ずるかわからない。

なかでも重要なことは、資源やエネルギーの持続可能性である。50年の持続可能社会を目標に掲げて早急に計画を立てるべきである。これは一国だけでできることではなく、世界の協調が必要である。
2011年6月12日


  1. 2011/06/12(日) 21:39:42|
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