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縮小の時代

事故調査より進行中の事故対策

政府は24日、福島原発事故の原因を検証する第三者機関として「事故調査•検討委員会」の設置を決めた。委員長は失敗学を専門とする畑村陽太郎東大名誉教授とのこと。

しかし、事故はまだ進行中である。しかも、原子炉が今現在どうなっており、どのように進行しているのかさえよくわかっていない。余震や水の重みによる倒壊、水蒸気爆発、台風による放射性物質の散乱など、まだまだ大変なことが起こる可能性がある。

進行中の事故への対策は依然として東電に任されているようであり、やることなすことが場当たり的である。原因の検証は事故の収束にめどがついてからでよい。現在の急務は、それより、事故対策のための第三者機関の設置の方が急務ではないか。京大の小出裕章先生はその最適任者であろう。

その他に政府がなすべきは、事故がこれ以上に悪化した時にどのように対応するか、より広範囲の住民の安全をそのように守り、どのように避難させるか、そのシナリオを描いて準備をしておくことである。

しかし、中央政府にも自治体にも、そのような動きは何も見えない。事故の進行状況が変化しても、相変わらず場当たり対策しかなされないのであろう。

住民は事態の急変に備えて緊急避難する準備をしておく方が良い。政府も自治体も本来の役割を果たす能力を全く持っておらず、緊急時には頼りにならないこと、正しい情報を伝えてくれないことが、住民はすでによくわかったはずだ。
2011年5月25日

  1. 2011/05/25(水) 10:52:20|
  2. 原発
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