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原発の責任は皆で負わなければ ― 小出裕章先生

京大原子炉研究所小出裕章助教はこれまでにもyou tubeや阿修羅などのインターネットメディアで多くの講演やインタビュー記録が紹介されており、真摯な態度、科学的でわかりやすい説明にはいつも感動を覚えるが、2、3日前の講演会録画もまた非常に印象深い。

小出先生は今では知らぬ人はないと思うが、おもての主要メディアにはほとんど表れないので、まだ話を聞いたことのない人は是非一見して欲しい。

“原発「安全神話」溶融 小出裕章先生”
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/174.html
または
http://www.youtube.com/watch?v=ujYJOMUUJ3k&feature=player_embedded

先生の人柄がにじみ出るのは、大勢に屈せず何十年も反原発を守り通しているだけではない。反原発は言うまでもなくヒューマニズムから出たものだが、人は福島事故にどのように向かうべきか、という点においても、人間への更に深い思いが表れている。

例えば放射能汚染地区の住民は、科学的には避難させるべきだが、生まれ育ち生活する土地と切っても切れない住民の気持ちを思えば、たとえ危険があっても、強制的に避難させれば良いというわけにはいかない、と言っておられる。選択するのは彼ら自身である。避難勧告に不満を述べる人達を見て、危険がわからないのかとやきもきした私より、小出先生は遥かに高い位置から考えておられる。

また、汚染された土地を捨てることが不可能なら、甘んじて危険を受けなければならないとも言っておられる。東電や原発を推進した人の責任はもちろんだが、それを許してきた人、反対しても建設を防ぐことが出来なった人にも、現代に生きる一人の人間としての責任があると。

汚染された野菜を食べるべきだ、ともどこかで言っておられたと記憶している。これも、単に加害者と被害者という見方ではなく、現代の人間として犯した罪に対する責任を感じよ、という意味である。

もちろん、責任を取るのは大人だけで、放射線の影響をより大きく受ける子供には全く影響がないのだから、子供には全く危険がないようにすべきで、福島の子供は疎開させるべきだと言っておられる。

小出先生の中に、本当に有り得べき科学者、技術者の姿が見える。科学も技術も人間のためにあるもので、少しでも人間を害するものであってはならないという姿勢である。しかも、どんな時にもその姿勢を崩すことがない。
2011年5月14日

  1. 2011/05/14(土) 15:55:17|
  2. 原発
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