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縮小の時代

放射線量のデータは信頼できるか

大気中の放射線量がどれだけとか、野菜や魚の放射性物質がどれだけとかの数値がしばしば報道され、たいていは健康には心配ない水準だという説明がついている。

しかし、大気放射線量は地表からの高さによっても大きく異なる。例えば4月24日の福島市の大気放射線量は公表値が1.65μSvだが、同じ日にある人が測定して回ったら、市役所前のバス停の地表では21.39、市内の小学校通学路の路辺のちょっとした雑草の茂みでは48.79などという。
(http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/469.html)
胸くらいの高さだと、データは少ないが、場所により1.19、2.99などと見えるから、計器が異常だったとはいえない。

ところが、各県のモニタリングポストの地上高さはバラバラで、ある人が各県の担当課に問い合わせて聞いたところ、東京新宿と埼玉さいたまが18m、栃木宇都宮と群馬前橋が20m、千葉市原が6~7mなど、かなり高いところになっているそうだ。
(http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/660.html#c3)

野菜や魚の放射性物質の量も、サンプルの方法の説明がない。また、放射性ヨウ素やセシウムの値は出てもストロンチウムやプルトニウムには触れられていないので、測ったのか測らなかったのかさえわからない。

これらの中途半端なデータででは信頼性に欠け、安全性の判断はできないのだが、多くの人は、データが出れば科学的な証拠だと思い、値が小さいから心配ないといった説明をそのまま信じてしまうのだろう。

原発推進派は、この手を使って大衆をだまし続けている。原発に限らず、技術製品の広告などでも企業は常套手段としてこの手を使う。(2011年5月11日)

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  1. 2011/05/11(水) 14:14:59|
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